ＡＣの特徴！「自分が恥ずかしい」の解決法

アダルトチルドレンの人の中には、「自分が恥ずかしい」と感じている人が多くいます。なぜＡＣの人はそう感じるのでしょうか。その原因は？　心理は？　それを治すことはできるのでしょうか。 ...

ＡＣの人の中には、子供の頃、親から粗末に扱われてきている人が多くいます。子供は親から愛され、大切にされることを通じ、自分に自信を持てるようになったり、ありのままの自分を好きになることができます。

しかし、子供をＡＣにする親は違います。子供を否定ばかりしたり、からかったり、笑いものにしたり。子供の気持ちを考える、ということがありません。

周囲の人から自分がどう見られているのか、ということは、子供が自我を確立する上でとても重要です。親からバカにされたり、笑われたり、恥をかかされたり、「恥ずかしい子だ」などと言われてきた人は、「自分は人から、バカにされたり、笑われたり、否定されて当然の存在だ」「自分は恥ずかしい存在だ」と思うようになります。そして「それが自分だ」と、歪んだ形で自我が確立されてしまいます。

親が原因で、自分が恥ずかしい存在のような気がする・・という生きづらさに長く苦しんだ人がいます。この人は、自分を好きになることができず、人と会っても自信がなく、相手と目を合わせることができなかったと言います。

「母は私を叱るとき、よくこう言いました。『そういうことやめなさい。お母さん、恥ずかしくて外歩けない』」。そう語るこの人は、親に恥をかかせちゃいけないと、必死に生きてきたと言います。

「自分は、恥ずかしいことばかりする人だ、と思い込んでいました。だから、自分を殺して生きてきたんです。本当の自分が誰にもバレないように。そして、親に恥をかかせないように」。 [...]