自己顕示欲の強い親 子供をacにする家庭の実態

自己顕示欲の強い親 子供をacにする家庭の実態

アダルトチルドレン。機能不全家族に育ち、大人になってもなお、生きづらさを感じ続けている人たち・・。どんな家庭が、子供をアダルトチルドレンにしてしまうのでしょうか。その家庭の実態は、どのようなものなのでしょうか。 ...

自己顕示欲の強い人がいます。自己顕示欲の強い人は、自分が自分が・・と言いたがります。注目されたがったり、人からチヤホヤされていないと気が済まなかったりします。

そのような人が「親」になると大変です。

自己顕示欲の強い人が親になると、子育ての主役が、子供ではなく「自分(親)」になりがちです。「子育てがんばってる私」を周囲にアピールしたがります。「子育て大変」と言いがちなため、子供が「自分は、親に迷惑かけてる」と思い込まされてしまったりします。

また、自己顕示欲の強い親は、子供に「どうだすごいだろう?」などと、自分をアピールしたがります。そして、子供に「すごいね」と言わせようとします。自己顕示欲を満たしたくてたまらない親にとって、子供は恰好のターゲットです。子供はまんまと、その罠にはまってしまいます。

自己顕示欲の強い人の相手をするのは、大人でも疲れます。いつでも相手の話を聞き、気を悪くしないように相手をしてあげなければなりません。できることなら、付き合いたくない相手です。しかし子供は、そんな親から逃げることができません。

日常的に親の相手をさせられてしまいます。この問題が深刻なのは、そのような環境が、子供の自我の発達や、人格形成に悪影響を及ぼすということです。子供は、親から認められることで、自分に自信をつけ、自立していくことができます。自己顕示欲の強い親は、自分のことを周囲に認めさせることばかりを考えており、その分だけ子供を認めることが極端に少ない傾向が強いのです。親から認められず、そればかりか、親に合わせさせられてばかりで、「自分」がなくなってしまうのが「自己顕示欲の強い親に育てられた子供」の現実です。

ここにもそんな人がいます。自己顕示欲の強い親に育てられ、アダルトチルドレンになってしまったと言うこの人に、その家庭の実態と、ACから回復するに至ったきっかけについて語ってもらいました。

自己顕示欲の塊のような父でした。

私が子供の頃から、父は何かにつけ、自分のことを自慢したがったり、目立ちたがったりする人でした。

自分に自信があることは悪いことではないと思う。世の中には、人から注目をあびるのが好きな人もいると思う。でも父が最低なのは、自分が一番じゃないと気がすまない。自分が特別じゃないと気がすまない。そのためなら、人を蹴落としても平気だったということでした。

父に言わせれば、父の乗っている車は、ほかの誰の車よりもいい車。父の建てた家は、そんじょそこらの家とは違う特別いい家。父の勤めている会社が一番よくて、ほかの会社に勤めているヤツなんかバカ・・なのだそうです。

父は、自分の両親のことも大好きでした。ものすごく立派で、この上なくいい人。だから私にも、おじいちゃんとおばあちゃんのことを好きでいるように強要しました。私が、祖父母との電話に出ることを嫌がったりすると、父はひどく不機嫌になりました。私は無理をしてでも、「おじいちゃん・おばあちゃん大好きっ子」でいなければなりませんでした。

それだけではありませんでした。 [...]


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